こんにちは、育休パパです。
私は、1人目の娘が1歳3か月、2人目の息子が生まれたタイミングで、約10か月間の育児休業を取得しました。
正直、不安もありましたが、今振り返ってみると「本当に取ってよかった」と心から思っています。
この記事では、私自身の体験をもとに、長期の育児休業を取得して良かったこと3つをリアルにお伝えします。
「育休を取るか迷っているパパ」
「実際にどんなメリットがあるのか知りたい方」
そんな方に、少しでも参考になれば嬉しいです。

育児休業を取得して良かったこと3選
- 妻と戦友のような絆が生まれる
- 家族と一緒にいる時間を確保できる
- 復職後も、主体的に育児・子育てできる
妻と戦友のような絆が生まれる
私が育児休業を取得したのは、1人目の娘が1歳3か月、そして2人目の息子が生まれたタイミングでした。
育休前も家事や育児にそれなりに関わっていたつもりでした。
ですが、実際に長期の育休を取ってみて、白髪が増えるくらい、大変さを痛感しました。
「今まで自分は、育児の“いいとこ取り”をしていただけだったんだな」と。
お風呂に入れたり、おむつを替えたり…そういった“表に見える”部分だけをやって、どこかで「自分も頑張ってる」と思っていました。
でも、ある日、妻にこう言われました。
「男の人も、出産と授乳以外は全部できるんだよ」
この言葉が、グサッ!!と胸に刺さりました。
最近は、死後になったかもしれない「イクメン」と言われることに満足げだった自分が恥ずかしいくらいに(笑)
そこから、私たちはチームとしてしっかり役割分担をすることに。
娘は、赤ちゃん返りで「ママ、ママ」の時期だったので、私は基本的に息子の担当。授乳以外は全部私がやると決めました。
お風呂上がりの保湿、予防接種の付き添い、寝かしつけ、夜泣き対応…数えればキリがありません。
でも、一つひとつ妻に教えてもらいながら、一緒に考えながら、まるで「戦友」のように育児を乗り越えていくうちに、私たち夫婦の絆はより強くなりました。
家族と一緒にいる時間を確保できる
育児休業中、一番嬉しかったのは、家族とたっぷり一緒に過ごせたことです。
実際に、取得している期間は、日々に追われ、そんなことを実感している暇はほとんどなかったのですが、仕事に復帰して、「あのとき、いっぱい一緒にいれて、ほんまに最高な時間をもらえたな」と、時間がたち、子供が成長するにつれて、ふとした時にしみじみと感じます。
子どもが小さいこの時期は、あっという間に過ぎてしまうとよく聞きますが、実際その通りでした。
印象に残っているのが、ある日のお昼寝のことです。
昼食後に少し休憩と思い、ソファに転がったところ、うっかり寝てしまいました。
なんだか息が苦しくなってきて、目を覚ますと、息子が私の胸の上に乗って、一緒に寝ていたのです。
息子の頭と、私のシャツはお互い汗でびっしょり。でも、そのぬくもり(湿り気笑)と重みが、たまらなく愛おしかった。
「今、この子に必要とされているんだ」
そう感じた瞬間、幸せがじんわりと広がったのを覚えています。
こんな何気ない時間こそ、育休を取らなければ味わえなかったと思います。
ちなみに、息子は今も、寝るときに何かの上に乗って寝るほうが寝やすいみたいで、夜中に、妻や私に乗ってきます(寝不足になる原因の一つ。。。笑)
復職後も、主体的に育児・子育てできる
育児休業が終わり、職場に復帰してからも、私は子育てに積極的に関わり続けています。
その理由の一つには、働き方や通勤事情があると思います。
私は車通勤で職場が近く、妻は電車通勤で職場が遠い上に、忙しく短時間勤務も取得できませんでした。
そのため、この4年間、保育園の送り迎えは基本的に私が担当しています。
でも、最初はつらい時期もありました。
娘が、年中にあがるくらいまでは、保育園に行きたがらず、「パパがいい!!」と、毎日泣いてしがみついてきたときは、本当につらかった。
「この子を無理やり預けてまで、仕事に行く意味があるのか…」と悩む日もありました。
けれど、その時期を乗り越える中で、娘も保育園に少しずつ慣れ、私自身も育児を育児休業期間から引き続き“自分ごと”として捉えられるようになりました。
今では、送り迎えは当たり前の日課で、先生方や同じように送り迎えをされているパパ、ママとも顔なじみに。
娘や息子のお友達も、私の顔を見ただけで、娘や息子に「パパがお迎え来たよー」と呼びに行ってくれるようになっています(子供の記憶力には驚かされます)
また、子どもの小さな変化にも気づきやすくなり、家事や育児が「手伝う」から「自分の役割」へと自然に変わった気がします。
まとめ|育児休業は、パパの人生も変わる
長期の育児休業は、正直、楽なことばかりではありません。
でも、妻との絆、子どもとの時間、自分自身の成長…
全力で、育児休業中に育児に取り組んで得られたものは、私の一生の宝物です。
何にも代えがたいものでした。
これから育休を考えているパパ、または家族で話し合っている方。
ぜひ一歩踏み出してみてください。
取った後悔より、取らなかった後悔のほうが大きいと思います。
きっと、かけがえのない経験になるはずです。
以上、「長期の育児休業を取得して良かったこと3選パパ目線でリアルに語ります」という記事でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。