【体験談】妻のガルガル期を乗り越えた方法

育休、子育て

出産後しばらくして、妻が「ガルガル期って知ってる?たぶん私今それやから、意味わからんとこでめっちゃイライラするねん」と泣きながら相談された瞬間、私は正直、戸惑いました。

初めて耳にした「ガルガル期」という言葉。

その時は、妻のイライラがどこから来るのかを理解できず、ただ不安定な妻の感情にどう向き合うべきか悩んでいました。

しかし、次第にその理由がわかり、私たちの関係が深まるきっかけになるとは思いもよりませんでした。

もし、今まさに奥様が「ガルガル期」の方がいたら、少しでも私たちの体験が参考になればうれしいです。

【最重要ポイント】何があっても妻の味方でいること

ガルガル期を乗り越えるために、一番大切だったことは、「何があっても妻の味方でいること」でした。

育児期間中、どうしても私や、両親や義両親の目は、子、孫にいきがちです。

そうすると、妻は「私はあまり必要じゃないのかな」と、一種の疎外感を感じたそうです。

そんな妻の感情を理解し、妻のために、できることはすべてやろうと決めました。

私は、「子供はかわいいけど、いつか大きくなったらこの家をでていく。そうなったとき、ずっと一緒にいるのは妻。その妻を一番大事にするのは当然だ」と気持ちを整理しました。

両親や義両親に対しては、妻の気持ちを最優先し、「今は少し静かにしておいてほしい」と、ガルガル期のこともきちんと伝えて、お願いしました。

この決断が、もっと孫の姿を見たい両親や義両親を傷つけたかもしれませんが、妻の心のケアを優先することが一番重要だと感じました。

あの時の、妻の声を聞けたからこそ、ガルガル期を乗り越えることができたのだと思います。

ガルガル期が始まった時の心境

ガルガル期を妻から教えてもらったことで、私は初めて、その期間がどれほど妻にとって大変なものだったのかを知ることができました。

妻のイライラや感情の不安定さは、ホルモンバランスや育児のプレッシャーが影響していると知り、私なりに支え方を考えました。

特に、義母や義父(私の両親)が積極的に孫育児に関わろうとすると、妻がどうしてもイライラしてしまうという場面が多くありました。

私は最初、義両親を含め、頼れるものにはどんどん頼ることが、育児のストレスや負担を軽減する方法だと思っていましたが、妻の気持ちを尊重しない限り、効果がないことがわかりました。

例えば、「ずっと赤ちゃんのお世話して大変だろうから、たまには息抜きのために、どこかランチにでも出かけておいで。その間子供は見ててあげるから」と親切心から言われたとしても、ガルガル期の妻は、

孫がかわいいだけで、私は孫を産んだらもう必要とされていないんだ」と脳内で変換されてしまうのだそうです。

結局、周りから大変そうに見えても、妻が自分のペースで育児を進めること、妻自身から頼ってきたときに要望に応えられるように動くことが、最終的には家族全体の調和を生むと学んだのです。

ガルガル期を乗り越えて絆が深まった今

いろんなことを書きましたが、ガルガル期については、最終的には時間が解決してくれます。

でも、その時に、きっちりと妻と向き合っていなければ、今後の夫婦、両親や義両親との関係性は大きく変わってしまうと思います。

私たちの場合は、ガルガル期を乗り越え、両親や義両親と一緒に外食したり、旅行に行ったりすることができるようになりました。

また、私たちが忙しいときには両親や義両親が育児に全面的に協力をお願いできるようになりました。(というか、お願いしないとフルタイムで共働きだと無理です笑)

振り返ってみると、あの時期に「何があっても妻の味方でいる」という決断をしたことが、結果的に家族全体の関係をより良いものにしたと感じています。

夫が子供よりも妻を優先して動くことが、家族全体にとってうまくいくコツだと実感しています。今後も、夫婦として支え合いながら、家族を大切にしていきたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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